BLSインストラクター・エッセンシャルコース

Basic Life Support Instructor Essentials Course



BLSインストラクター資格取得の第一歩となる集合研修プログラムです。

アメリカ心臓協会のBLSインストラクターになるためには、次の2つのステップが必要です。

 1. BLS Instructor Essentilas
 2. 教育実習+モニター評価


この前半部分にあたる集合教育を1日で開催します。
(2018年7月から、日本国内ITCでは事前の Online コースは不要となりました)


2021年4月14日(水)
BLSインストラクター・エッセンシャルコース

参加登録受付中



AHA BLSインストラクターは、アメリカ心臓協会の公認BLSトレーニングカリキュラムのすべてを指導し、プロバイダーカード(コース修了証)を発行できるAHA公認資格です。

例:BLSプロバイダーコース、ハートセイバーCPR AED、ハートセイバー・ファーストエイド、ファミリー&フレンズCPR、ファミリー&フレンズ・ファーストエイド for チルドレン、血液媒介病原体コース等

BLS横浜では、プロフェッショナルの心肺蘇生法・救急法指導員として、地域に救命の連鎖を拡げることに熱意を持たれる方のインストラクター資格取得を応援しています。




AHA BLSインストラクター資格ピンバッジ

AHA BLSコースを病院内教育に

BLS横浜では、個人・法人を問わず、医療機関、医学・看護教育施設等においてAHA BLSプロバイダーコースの自主開催をお考えの方に、BLSインストラクター資格取得プログラムを提供しています。

自施設内で心肺蘇生法トレーニングを行い、アメリカ心臓協会公認資格証発行を行いたい方が主な対象です。

個人での参加も可能ですが、継続的にコース開催を行うための、会場準備、マネキン等の器材調達、受講者募集をご自身で行えることを条件とさせていただいています。


AHA BLSインストラクターになるためのステップ


1.前提条件

 ・16歳以上
 ・煙草を吸わないこと(厳密にはコース期間中の禁煙を守れること)
 ・教えることで自分自身を高めていこうという意欲があること
 ・AHAインストラクターとしてAHAの指針・基準にそった運営ができること
 ・英語、特に読解を毛嫌いしないこと(得意である必要はありません)

2.プロバイダー資格の整備

有効期限内の BLSプロバイダー 資格を持っていること。また、指導範囲に含まれる ハートセイバー・ファーストエイドハートセイバーCPR AED の受講経験もあることが望ましい

3.提携(帰属)許可の取得

現在、日本には9つのAHA国際トレーニングセンター(ITC)が存在します。

AHA規則として、インストラクター・エッセンシャルを受講する前に、ITCへの提携許可を得ることが求められています。BLS横浜のサポートでBLSインストラクター資格を取得する場合は、日本医療教授システム学会AHA国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)との提携となります。(他トレーニングセンターでの活動を制限するものではありません)

インストラクターになることを希望する方には、事前にコース見学等に来てもらい、そこで面談の上、JSISH-ITCとの提携の妥当性を相談させてもらっています。


(BLS横浜では、米国ハワイ州の American Medical Response トレーニングセンターのUSプロバイダーカードも発行していますが、インストラクター認定に関しては、日本国内のJSISH-ITCのみのサポートとなります)


4.BLS Instructor Essentials 修了

AHA-BLSコースを指導するための教材の使い方、指導法の実際を学ぶクラスルームスタイルのプログラムです。約6時間の対面講習で、最後に25問4択式の筆記試験があります。

費用は受講者人数・会場費等によりますが、一人あたり概ね3〜5万円程度です。別途 BLSインストラクターマニュアル(8,800円)を各自ご購入ください。

単独自主コース開催のためには BLSコースDVD(13,500円)も必要となりますが、インストラクターコース参加には必須条件ではありません。またハートセイバーコースの指導もする場合は、ハートセイバー・インストラクターマニュアル(5,280円)もご用意ください。

5.教育実習+モニター評価合格

後日、受講生の前で、実地指導を行っていただきます。インストラクターとして最低限の能力を備え、今後成長発展していく可能性を実証していただきます。モニター評価は1回で終了することもありますが、複数回を要する場合もあります。



以上の5つのステップで、正式なAHAインストラクターとして認定され、アメリカ心臓協会公認の BLS Instuructor eCard が日本医療教授システム学会AHA国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)から発行されます。



単独コース開催までの途

BLSインストラクターカードを手にした時点では、インストラクターとして入り口に立ったに過ぎません。

完全に一人でコースを開催する力を養うために、上級インストラクターの立会いの下で、実地指導訓練を行います。受講者への直接指導、司会進行、講習会全体のマネージメントなど段階的に経験を積んでいき、独り立ちを目指します。

AHA BLSインストラクターとして、BLSプロバイダーコースを独立開催するだけの十分な能力があると評価され、トレーニングセンターから(ITC内部資格として)コースディレクターの認定を受けた後は、上級インストラクターの間接監督下(不測の事態に備えて電話連絡できる状態)で、BLSプロバイダーコースを開催し、ご自身の名前でAHA公式プロバイダーカードが発行できるようになります。



インストラクター資格更新要件

AHAのインストラクター資格は、プロバイダー資格と同様2年間です。失効前に更新手続きを行うことが必要です。更新のための要件は、

  • 2年間に4回の指導実績
  • プロバイダースキル維持の証明 (実技試験と筆記試験)
  • インストラクタースキル維持の証明 (再モニター評価)
  • サイエンスアップデートの受講証明 (ガイドライン改訂があった場合のみ)

です。

費用として、インストラクターカード発行手数料が2年毎に発生します。

またガイドライン改訂により教材が一新された場合は、インストラクター活動を続ける以上は、新たな教材を購入する必要があります。



ハートセイバーコースの開催

BLSインストラクター資格は、BLSプロバイダーコースの他、下記のハートセイバーコースのすべてを開催できるBLS領域ではフルサイズのライセンスです。

  • Heartsaver® CPR AED
  • Heartsaver® First Aid
  • Heartsaver® First Aid CPR AED
  • Heartsaver® Pediatric First CPR AED
  • Heartsaver® Bloodborne Pathogens(血液媒介病原体)
  • Heartsaver® CPR in School

資格的には、BLSプロバイダーコースさえ修了していれば、BLSインストラクター資格を取得でき、上記のすべてを指導できることになっていますが、初めて指導するコースに関しては、一度受講をするか、他のディレクターが開催するコースのサポートや見学を経てからが望ましいのは言うまでもありません。

また、それぞれのコースに合わせたインストラクターマニュアルとDVDを購入いただく必要があります。

詳細は、お問い合わせください。



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